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弦楽四重奏曲第2番 (プロコフィエフ) : ウィキペディア日本語版 | 弦楽四重奏曲第2番 (プロコフィエフ)[げんがくよんじゅうそうきょくだい2ばん]
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 作品92は、旧ソ連の作曲家セルゲイ・プロコフィエフによって1941年に作曲された弦楽四重奏曲である。 == 背景 == 1941年にナチス・ドイツがソ連へ侵攻し、独ソ戦が始まると、プロコフィエフは国内の他の作曲家とともに大都市から退去させられ、カバルディノ・バルカル自治共和国の首都ナリチクに疎開した。同共和国はカフカース北部に位置し、ヨーロッパ・ロシアやトルコ、カスピ海と国境を接している。プロコフィエフはナリチク滞在中に同地の民俗音楽を吟味して、この弦楽四重奏曲を書き上げた。民謡や民俗音楽の要素を取り入れたこともあり、モダンな第1番に比べ、明るく平明で叙情的な作品となっている。1942年4月7日に、ベートーヴェン四重奏団によりモスクワにて初演された。
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